資料写真。(北京=新華社配信)
【新華社北京12月24日】中国北京市統計局が発表した北京イノベーション駆動発展監視評価報告書によると、2017年、北京市イノベーション駆動発展総指数は145・7となり、2016年より7・7ポイント上昇し、7年連続の上昇となった。
モニタリング結果では、分科指数のうち、イノベーション要素指数が最も活発で、2017年には149・5となり、2016年より15・9上がり、総指数に対する寄与率は61・9%に達し、イノベーション駆動発展総指数の有力な下支えとなっている。イノベーション発展指数とイノベーション駆動指数はそれぞれ137・4と149・1で、2016年よりそれぞれ7・8と1・5上昇した。
統計によると、2017年、同市の科学技術イノベーション要素資源が集まり続けている。全社会研究・試験開発(R&D)要員は前年比6・4%増の39万7千人となり、2年連続で6%以上増えた。中関村モデルエリアは全国イノベーション人材資源の集積地として、2017年、修士や博士以上の学歴を持つ従業員比率は12・6%となり、2016年より1ポイント上昇した。
科学技術イノベーション面では、基礎研究経費は全市R&D経費の14・7%を占め、全国平均を9・2ポイント上回った。簡政放権(行政手続き簡素化と権限委譲)と商業システム改革が起業のハードルとコストを低くしたことにより、新しい科学技術型企業数は7万6千社となり、同市では一日平均で約209社の科学技術型企業が新たに登記した。
科学技術イノベーションは内的原動力へと転換し、同市経済を質の高い発展に向かわせている。構造最適化をめぐり、先端産業クラスターは日増しに集積・発展し、ハイテク産業増加値(付加価値)比率は年々上昇し、2017年には22・8%に達した。波及・けん引効果面では、域内総生産に占める技術取引の増加値比率が着実に上がり、2017年は9・51%に達している。
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