12日、汕頭市澄海区の玩具製造企業の生産ラインでスマート玩具を組み立てる作業員。(汕頭=新華社記者/張加揚)
【新華社広州12月16日】中国で「玩具の都」と呼ばれる広東省汕頭(せんとう、スワトウ)市澄海区はここ数年、単純な玩具加工産業からクリエイティブ産業やカルチャー産業といったハイエンド産業への転換に取り組んでいる。現在では、造形デザインや原料供給、鋳型加工、部品製造、組み立て、アニメ関連製品、展示貿易、販売輸送などの専門化された分業体制による産業クラスターが形成され、産業集積による優位性を確立している。同区で生産された玩具製品の6割近くは140以上の国・地域に輸出されている。