自身が所蔵する「日支時変日記」を紹介する遼寧省本渓市の収集家、毛偉(もう・い)さん。(2017年12月9日撮影)(瀋陽=新華社記者/潘昱竜)
【新華社瀋陽12月15日】中国は13日、5回目となる南京大虐殺犠牲者国家公祭日(追悼日)を迎えた。遼寧省瀋陽市では公祭日に先立ち、中国近現代史史料学学会による学術セミナーが開催され、専門家や研究者らが、以前に発見された中国侵略日本軍の軍人、森岡周治が記した戦中日記の一部を披露した。日記は、南京大虐殺の事実を証明し、その内実を一層明らかにするもので、日本軍の視点から侵略戦争が中国に与えた災禍を記録している。