【新華社北京9月23日】中国外交部の鄭沢光(てい・たくこう)副部長は21日、米国のブランスタッド駐中国大使を呼び、米国の国内法による中国中央軍事委員会装備発展部と同部責任者に対する制裁実施について、厳重な申し入れと抗議を行った。
鄭氏は次のように指摘した。米国が中国とロシアの関係の軍事協力を理由に中国の軍事機関とその責任者を制裁することは、国際法の基本原則に甚だしく違反した極めて悪質な行為で、あからさまな覇権主義の行為だ。中国とロシアの軍事協力は、二つの主権国家間の正常な協力であり、米国に干渉する権利はない。米国の行為は中米両国の国家と軍の関係を著しく損ない、両国の国際的または地域的実務協力に深刻な影響を与えるものだ。中国はあらゆる必要な措置をとり国家の利益を断固として守る。そして、米国に対し誤りを直ちに改め、いわゆる制裁を撤回するよう強く促す。さもなくば、米国は制裁が招く結果の全ての責任を取らなければならない。
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