【新華社カイロ8月27日】エジプトの国有銀行、ミスル銀行のモハメド・エルエトビー頭取はこのほど、カイロで新華社の単独取材に応じ、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構想はエジプトを含むアフリカ各国と中国との間の資金流通を促進したと述べた。同氏は間もなく開催される中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットが双方の金融協力に新たな原動力を注入することを期待している。
同氏は次のように述べた。「一帯一路」構想が提起されて以来、中国とエジプトの各分野における協力は深まり続けており、両国はハイレベル相互訪問を頻繁に行い、金融業界を含む各分野での協力のために良好な基盤を築いた。エジプトを含むアフリカ諸国は「一帯一路」協力がもたらした利益をすでに実感している。
また、中国は「一帯一路」の枠組み内でアフリカ諸国と共同でインフラ建設を行っているが、このプロセスでは大量の資金的支援を必要とし、中国とアフリカの銀行業界の交流と協力の強化に新たな要求を提出した。
その上で同氏は、アフリカ諸国の銀行業代表が中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの期間中に中国を訪問して関連イベントに参加することに触れ、彼自身もミスル銀行を代表して出席することを明らかにし、次のように話した。
「私はこの機会にアフリカ諸国や中国の同業者と交流できることを楽しみにしており、双方が金融分野のコネクティビティーをいっそう強化するためのプロセスを合理化できることを願っている」。
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