【新華社貴陽8月27日】中国貴州省貴陽市黔霊山公園のパンダ館では今年4月の開館以来、2頭の帰国組パンダ「海浜」と「星宝」が、地元市民や観光客から大人気だ。同館はこのほど、共に8月生まれの2頭のために誕生日パーティーを開いた。飼育員は窩窩頭(トウモロコシの粉でつくる蒸しパン)やリンゴ、タケノコ、タケの葉を凍らせて、心を込めて氷のケーキを準備した。これは「海浜」と「星宝」が貴陽に来てから初めて迎える誕生日でもある。
黔霊山公園パンダ館の責任者 李達さん
星宝は2013年8月にスペインで、海浜は2010年に日本で生まれた。貴陽に来てから、今日が初めて迎える誕生日になる。われわれは念入りに準備して、2頭のために精巧で美しいケーキを作った。星宝は今年ちょうど満5歳なので、5層重ねの氷のケーキにした。
【解説】「海浜」と「星宝」の誕生日を祝って、貴陽市黔霊山公園のパンダ館では、同市の小学生20人を特別に誕生日パーティーに招待し、パンダの誕生日祝いという楽しい体験を子どもたちや観光客と共に分かち合った。
黔霊山公園パンダ館の責任者 李達さん
貴陽市の幸運なお友達20人を招待し、誕生日パーティーに加わってもらった。まず何より子どもたちとパンダの誕生日を祝う楽しみを分かち合うのが第一の目的だ。第二の目的としては、子どもたちに生物多様性の保護に加わってもらい、小さい頃からこうした自然に親しむ意識を育ててもらうためだ。
貴陽市の小学生 龔可為さん
すごく可愛い。萌え萌えだ。
貴陽市の小学生 余鋭欽さん
とても大人しいね。タケを食べているところが特に可愛い。(記者/劉勤兵、盧志佳)
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