浙江省の舟山500kV送電・変電プロジェクト西堠門大横断の施工現場で28日、作業員が冊子島380メートル送電鉄塔第6段の吊り上げ・据え付け作業を完了した。鉄塔の高さは現在320メートルで、施工全体が大詰めを迎えている。予定の計画によると、10月下旬には鉄塔が竣工し、世界一高い送電鉄塔になる。浙江省送変電工程公司の発表によると、同プロジェクトは舟山本島と大陸部の送電網を結ぶ。そのうち西堠門大横断で新設される金塘・冊子の2島の塔は、中国が自主設計・建造する380メートル海洋横断送電高塔となっており、竣工後の送電容量は200万kWにのぼる。