24名の高校生からなる訪日代表団が22日、青海省の省都・西寧市から出発し、一週間にわたる日本訪問を始めました。科学技術交流を目的とする同代表団は、日本滞在中に日本の文化を体験し、地元の高校生と交流するほか、日本のノーベル賞受賞者や著名学者らを訪ねる予定です。
今回の訪問は、「中日青少年科学技術交流活動」の一環として行われています。同「交流活動」は、中日政府間の科学技術交流協力プロジェクトとして、中国科学技術部国際協力局と日本の科学技術振興機構(JST)との間で2014年に調印された協力協定に基づくものです。その協力内容は、現場や末端における連携プロジェクトと、中国が組織した代表団の日本訪問という2つからなっています。
青海科学研究機構は2015年以降、日本との間で年間2、3件の現場・末端レベルの連携プロジェクトを実施しています。2018年には、疫病の抑制や、青海チベット高原における放牧が牧草地に与える影響の評価、チベット医薬の研究など、5つの連携プロジェクトが申請されています。
青海省はこれまでに、20以上の国との間で科学交流協力関係を樹立しています。今年上半期には、6カ国との計13件の協力プロジェクトを進めており、その総経費は879万元に達しています。
(中国国際放送局)
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