【新華社タイ・ナコーンパノム7月1日】2018年メコン川観光フォーラムが、6月26日から29日にかけてタイ北東部のナコーンパノム県で開催された。タイはフォーラムで、メコン川流域諸国が共同で仏教文化観光を押し広めることに意欲を示した。
タイ観光・スポーツ省のイティポン大臣補佐官はフォーラムで、メコン川沿いのナコーンパノム県は、ラオスとは川を境に接しており、多元的な文化を持ち観光資源も豊富だと語った。また、県内にあるワット・プラタート・パノムはメコン川エリアで重要な仏教施設ということもあり、同地を今年のフォーラムの開催地として特別に選んだことを明らかにした。
タイのウィラサック観光・スポーツ相はフォーラムに送った歓迎書簡で、タイは長い仏教の歴史を持ち、文化資源も豊富だと述べ、メコン川流域諸国と共に各国それぞれの仏教文化を世界に向け発信していきたい考えを示した。
メコン川観光フォーラムは、カンボジアやラオス、ミヤンマー、ベトナム、タイ、中国の雲南省と広西チワン族自治区における統一観光市場の形成を目指し1996年から開催されており、同地域の観光業者に交流の場を提供している。
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