【新華社南昌1月23日】最新の考古発掘成果によると、江西省鷹潭市の竜虎山に位置する大上清宮遺跡の規模とレベルと出土品は、大上清宮の造営から発展、盛衰の過程を反映し、中国伝統文化の研究に高い価値をもたらした。
考古調査隊の責任者の胡勝氏は、21日に開催された大上清宮遺跡考古成果専門家論証会で、調査隊は4年にわたり5千平方メートルの遺跡を系統に発掘し、大上清宮建築の主体構造、配置法則及び周辺の付属建築との空間的配置関係を把握したことを明らかにした。また周辺30平方キロメートルの範囲で調査を行い、宋代から清代までの遺跡29カ所が発見され、多くの建設材料と生活遺物が出土した。
胡氏によると、これらの遺跡は、唐代以降の大上清宮を中心にした道教の分布状況、影響の範囲を反映し、竜虎山地区における道教活動が大上清宮を中心に、周囲に拡散された過程が見て取れると語り、大上清宮の道教文化の影響力の強さが証明との認識を示した。
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