【新華社鄭州11月22日】ペルー政府はこのほど、中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)に書簡を送り、河南省の三門峡リンゴのペルーへの輸出を許可した。これにより、カナダ・米国・チリに続き、三門峡リンゴの新たな国際市場が再び開かれた。
近年、類似した事例は他にもたくさんある。新疆ウイグル自治区のミカンや桃は中央アジアへ輸出され、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線国の市場を切り開いた。山西省襄垣県のサツマイモ春雨は初めてマレーシアへ輸出され、東南アジア市場の開拓に成功した。広東省の「台山ウナギ」は日本へ輸出されている。千島湖のザリガニは韓国へスムーズに輸出された…。ますます多くの中国の農産物が海外市場の「お気に入り」となっている。
「一帯一路」構想が沿線国家の高い評価を得ている背景の下、ますます多くの中国の農産物が加速度的に「世界の食卓」に登場している。中国税関総署の統計によると、2017年1-10月の中国の農産物輸出額は4056億1200万元に達し、前年同期比6.3%増加した。
三門峡市出入国検験検疫局の鞏衛東副局長は、三門峡リンゴのペルーへの輸出は始まりにすぎず、近日中に幾つかの国が視察に訪れる予定で、今後さらに多くの農作物が国境を渡り、「世界の食卓」に並ぶと確信していると語った。
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