かつて、広西チワン族自治区大化ヤオ族自治県板升郷弄勇村弄頂屯の子供たちは生活用具を担いで学校に通っていた(右写真)。今は、コンクリート道路が学校から家の前まで舗装されている(左写真)。(新華社記者/黄孝邦)
統計によると、同自治区の貧困者数は2010年の1012万人から2016年には341万人に減少した。貧困脱却難関攻略が絶えず推進されるにつれ、これまで水も電気も通っていなかった同自治区の岩山で覆われた辺境地域では、天地を覆すような大きな変化が現れた。
10月17日は我が国4回目の「貧困扶助の日」であり、25回目の国連の「貧困撲滅デー」でもある。
中国共産党第18回全国代表大会以降、貧困脱却難関攻略は、全面的な「小康社会」(ややゆとりのある社会)建設における最低限の任務と象徴的な指標となり、「五位一体」の全体的配置と「4つの全面」の戦略配置に組み入れられ、これまでにない力で推し進められている。現在、一人一人の状況に合わせた貧困扶助と貧困脱却は、人々の心に深く受け止められ、貧困脱却難関攻略は明らかな成果を上げている。