新華網ブラジル・パラカンビ9月30日(記者/趙エン、陳威華)中国国家電網公司が海外で初めて単独落札した特別高圧配電プロジェクトが28日、ブラジル・リオデジャネイロ州パラカンビ市で着工式を実施した。これにより、中国とブラジル両国の電力エネルギー分野における協力が、再び里程標となる成果をあげたことになる。
知り得たところによると、このプロジェクトはブラジル二番目の大きい水力発電所であるベロ・モンテ水力発電所の特別高圧直流送電工事の第2期プロジェクトだ。
国家電網公司の冦偉社長は、ベロ・モンテ第2期プロジェクトは、中国の特別高圧送電技術や電気工学設備、及び運営管理一体化の「海外進出」を実現し、中国の特別高圧送電技術や規範、基準が正式に世界範囲での応用段階に入ったことを示すものであり、国家電網公司による「一帯一路」建設や国際的な生産能力提携の推進支援における重要な実践措置でもある。
ブラジル鉱山エネルギー省のコエーリョ大臣は着工式で、ブラジルと中国両国のエネルギー電力産業及びその他の分野の提携を高く評価した。同大臣は、国家電網公司傘下のステート・グリッド・ブラジル・ホールディングが2度にわたりブラジル電力産業最優秀企業に選ばれ、ブラジルで著しい成果をあげていて、ブラジルへの投資を望む中国やその他の国の投資家たちに優れたモデル効果を発揮していると指摘した。
(新華社より)
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