新華網北京9月6日(記者/閻亮)金秋の9月、ホームでの外交。今年5月の「一帯一路」国際協力サミットフォーラムの開催成功に続き、中国は再び精彩を放つ時を迎えている。BRICS5カ国の首脳が福建省アモイ市に集まり、世界の逆境の中での前進をリードする。
BRICS協力は現在、先人の事業を受け継ぎ後世に道を切り開く重要な時期にある。BRICS諸国の発展は様々な逆風に直面し、一部の国家は発展のスピードが鈍化している。新たなスタートラインに至り、BRICS協力はどこに向かうのか。それは、BRICS五カ国人民の福祉に関わるだけでなく、世界の未来にも関係している。
複雑な国際情勢がもたらす新たな変化と挑戦に直面し、BRICS五カ国にとって、互いに協力して力を集め困難な時期を乗り切り、発展協力の道を進むことは必然的な選択である。BRICSの今後の発展協力を深めるためにも、BRICS協力を世界の発展と国際的な枠組みの変遷に順応する歴史的進展の中に置かなければならない。
BRICS諸国は、国情、元来の特徴がそれぞれ異なるものの、よく似た発展段階にあり、いくつかの共通の問題にも直面し、共通の発展目標を持っている。BRICS五カ国間の共同利益と共同の要求は、その違いや意見の相違を大きく上回っている。これが、BRICS協力の強力で持続的な発展を推進するための根本的な原動力と基礎である。
これを基に、BRICS五カ国の協力を深め、協力の信念を引き続き揺るぎないものにし、信頼を高め懸念をなくすことを堅持し、互いに関心と配慮を示すなら、BRICS協力は必ず「行穏致遠(穏やかに遠くまで)」、すなわち長期的に実施できるだろう。そして、中国はBRICS協力を推進する過程で、模範・リード効果の発揮を重視し、BRICS協力をリードするため、「中国の知恵」と「中国の原動力」を提供する。
中国は長年にわたって、BRICSメカニズムの発展に大きく貢献し、BRICS協力が一連の積極的な成果を達成するよう推進してきた。2017年のBRICS議長国として、中国は将来を見据え、「BRICS+」協力モデルを打ち出し、開放的・多元的な発展パートナーネットワークを積極的に構築し、より多くの新興国や発展途上国を団結・協力、互恵・ウィンウィンの事業に参加させ、BRICSの今後の協力がより深く着実なものとなるようリードし、世界の発展に寄与している。
BRICS協力が急速な発展を実現する鍵は、協力の道を正確に見つけたことだ。人々はBRICS協力が新たな境界に進むことを期待している。BRICS協力が第2の「黄金の10年」をスタートさせることで、世界もさらに精彩を放つだろう。
(新華社より)
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