習主席は次のように指摘した。BRICSアモイ首脳会議が昨日、円満に閉幕した。会議では「アモイ首脳 宣言」を採択し、開放・包容、協力・ウィンウィンのBRICS精神を重ねて表明し、10年間にわたるBRICS協力の成功経験を全面的に総括してBRICSパートナーシップを強め、各分野における実務的協力を深めるために青写真が描かれた。5カ国の指導者はこのように考えている。BRICS諸国は重大な問題における意思疎通や協調を深め、国際関係の基本準則を守り、協力することで各種の世界的な課題に対処し、グローバル経済ガバナンス改革を加速させ、マクロ政策による協調を強化して発展戦略をリンクさせるべきだ。そして、政治・安全保障協力を深め、戦略的相互信頼を増進させねばならない。また、人文交流活動の日常化、メカニズム化を進め、BRICS5か国の民衆の相互理解と友情を深め、時代とともにBRICSメカニズムの構築を加速し、各分野での協力が着実に行われるようしっかりと保障を与える必要がある。各国の指導者はアモイでの会議を新たなスタート地点として、より緊密で、より幅広く、全面的な戦略的パートナーシップを共同で作り出し、BRICS協力における第2の「金色の10年」を切り開く決意を固めた。

習主席は次のように指摘した。中国側は会議開催中、新興市場国・発展途上国対話会を開催し、BRICS諸国とエジプト、メキシコ、タイ、タジキスタン及びギニアの指導者が国際発展における協力の大計について共に話し合い、幅広い発展のためのパートナーシップを構築し、持続可能な開発のための2030アジェンダ実施を加速することで合意に達した。これによって南南協力とグローバルな発展・協力を深めるための力強いシグナルを放出した。各国の指導者は「BRICSプラス」協力モデルを打ち出し、革新、調和、グリーン、開放、共有化という持続可能な発展の道を手を携えて進み、世界経済の成長を促進し、各国の共同発展を実現させるためにより多くのプラスエネルギーを注ぎ込むべきだと考えている。

習主席は更に次のように指摘した。来年は南アフリカがBRICS議長国を務め、ヨハネスブルグで10回目の首脳会議が行われる予定だ。中国側は各当事者とともに南アフリカでの首脳会議開催を全力で支援し、BRICS協力が前進・発展するよう手を携えて進めていきたい。各国各界が共に努力することで、BRICS協力の前途がより輝きを増し、BRICS諸国の未来がより素晴らしいものになると確信している。

（新華社より）

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