新華網北京9月2日 中国の王毅外交部長は9月1日、求めに応じて日本の河野太郎外相と電話会談を行い、現在の朝鮮半島情勢について意見を交換した。
王毅外交部長は、朝鮮の核・ミサイル開発に反対し、国際社会と共に半島の非核化実現を図る中国側の原則的立場をあらためて述べ、朝鮮の今回のミサイル発射に対する国連安全保障理事会の一致した声を支持すると表明した。王毅外交部長は、単独制裁は安保理決議の精神に反し、国際法上の根拠もないもので、日本が誤った判断をしないよう希望すると強調した。
河野太郎外相は次のように述べた。日本は朝鮮による再度のミサイル発射という挑発的な行動に強く反対し、国際社会からの厳格な対応を主張する。日本側はこの問題における中国側の役割を重視しており、中国側との意思疎通と調整を強化していきたい。
(新華社より)
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