新華網北京9月1日(記者/王宏彬)日本の小野寺五典防衛大臣は30日、在日米軍のオスプレイ輸送機が29日に大分県国東市の民間空港に緊急着陸した事故について、計器に故障があった可能性があると述べ、米軍に対し安全を確保した飛行を希望した。
共同通信社の報道によると、29日午後、米軍普天間飛行場所属の「オスプレイ」が大分空港に緊急着陸した。乗組員6人にケガはなかった。米軍は着陸前に空港管制塔に対して「エンジントラブルが発生した。」と連絡してきた。
このオスプレイ輸送機は山口県の岩国基地から普天間基地に戻る途中だった。目撃者によると、機体右側のエンジンから一時煙と炎のようなものが上がった。乗組員は計器の異常を発見した後、直ちに緊急着陸の決定をしていた。
全日空によると、この緊急着陸の影響で、同日午後の大分-羽田便1便が約20分遅れ、151名の乗客の行程に影響が出た。
(新華社より)
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