新華網北京8月24日(記者/朱雨博)中国現代国際関係研究院中南米研究所の孫岩峰副所長はこのほど、新華社のインタビューに応じ、中国とブラジルの相互協力が、BRICS協力メカニズムの中でリーダーとしての重要な役割を果たしており、BRICS諸国による「BRICSブランド」の形成を推し進めるだろうと述べた。
「中国とブラジルは利益共同体、運命共同体を形成しつつあり、BRICS協力メカニズムの改善と発展の中でリーダー的な役割を果たし、BRICS全体の実務協力のための基礎を定める。」と孫岩峰副所長は語った。
BRICS諸国が「BRICSブランド」を重要視することは、BRICS協力メカニズムを発展させる重要な原動力になると同副所長は考える。また、グローバルガバナンスシステムの変革に対するBRICS諸国の共通の要求及び相互間の共同発展に対する共通のビジョンは、協力メカニズムに活気満ち溢れる原動力ともなるという。
同副所長は、この多国間協力メカニズムの中で、中国とブラジルの二国間協力は特に注目されており、中国とブラジルの協力は多くの分野ですでに南南協力のモデルとなっていると指摘した。
まもなく開催されるBRICSアモイ首脳会議において、BRICS諸国が世界貿易体系の改善、気候変動、貧困支援対策、及び国連「持続可能な開発のための2030アジェンダ」、経済のグローバル化と貿易の円滑化推進などの面でコンセンサスに達するよう、中国とブラジルが協力し、推進してゆくことを同副所長は期待している。
(新華社より)
推薦記事: