新華網モスクワ8月24日(記者/範偉国)ロシアのリャブコフ外務次官は22日、BRICSアモイ首脳会議がBRICSの次の「ゴールデンの10年」の始動を推進し、中国が主催国としてもBRICSに「栄光を増し、誉を高める」だろうとの見方を示した。
同外務次官は中国記者のインタビューに応じ、「BRICS諸国の発展の道は異なるが、我々BRICSの枠組内の協力に影響を及ぼしてはいない。BRICS諸国の協力は停滞しておらず、BRICS諸国協力への各国の関心は依然として高い。BRICSは引き続き堅固であり、国際舞台にそびえ立ち、国際的な事柄に影響を与えるかけがえのない要素となっている。」と述べた。
BRICS諸国が、BRICS協力をさらに強化し、経済などの分野で役割を発揮させるべきだと一致して考えていると同外務次官は強調した。
中国が提唱している「BRICS+」モデルについて、同外務次官は、「これは世界的な意義を持つ新たな対話方式で、中国がBRICSの枠組と国際的事柄全体において発揮している役割と非常に調和がとれている。今年の「BRICS+」対話は、鮮明な民族的特色を示し、グローバルガバナンス改革から気候変動などの一連の現実問題を統括するものとなるだろう。」と述べた。
同外務次官は、アモイの「BRICS+」対話が成果に富んだものとなり、一度限りの活動とはならないと指摘し、「アモイの経験は必ず継承され、類似する対話方式がその他の国際対話方式の手本になるだろう。」と述べた。
(新華社より)