新華網ロンドン8月23日（記者/顧震球、桂涛）中国の劉暁明駐英大使は21日、英国の主要メディアに発表した署名入りの文章の中で、中国の対英投資は互恵・ウィンウィン関係にあり、英国が開放の約束を守ることが、外資の信頼を強めるのに極めて重要であると述べた。
英国には最近、「中国投資脅威論」を主張する世論があり、「中国は英国を買い占めようとしている」、「貿易と投資の保護主義措置を講じて中国による投資を制限する」と強調している。劉暁明大使は、こうした論調には根拠がなく、有害無益であるとした。
劉大使は同日、英国の主要メディアである「イブニング・スタンダード」紙の紙版とネット版に同時掲載された「中国の投資は英国にとってチャンスであり脅威ではない」と題する文章の中で、「中国企業による投資は、英国に大量の雇用を生み出しただけでなく、英国のエコロジー・低炭素の発展を推進し、英国経済の繁栄と安定を促進してきた。」と述べた。
劉大使は、英国の「EU離脱」の大きな背景のもと、「外国の投資家が早急に必要としているのは、英国政府が開放の約束を守ることでもたらされる信頼感と確定性であり、外資審査の引き締めがもたらす懸念や不確定性ではない。」と指摘した。
劉大使は、オープンで寛容な精神が英国を引き続き成功させる要素であり、英国が「グローバル化した英国」の道を進む上で、この精神を大いに発揮し、引き続き両手を広げて世界各国の企業家による投資を歓迎するべきだとした。
（新華社より）
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