中国の科学技術基礎資源は、どれほど蓄積されているのだろうか。中国科学技術部(省)は27日にフフホト市で研修会を開き、全国各省・直轄市・自治区、新疆生産建設兵団、5つの計画単列市の科学技術基礎条件資源の調査を手配した。科技日報が伝えた。
国家科学技術基礎条件資源調査は2008年に始まり、大学・科学研究院(所)及び一部の科学技術企業の科学技術資源をほぼ明らかにしている。これには重大科学研究施設、大型科学研究計器、研究・実験基地、生物種保存機関、科学データバンクなどの科学技術資源の建設・管理及び情報の開放と共有が含まれる。36の中央部門、31の省・直轄市・自治区、新疆生産建設兵団、5の計画単列市(計画的独立財政市。財政面で省から独立している都市)の法人単位4050社が含まれる。
2016年の調査結果によると、重大科学研究インフラは39件、重要計器・設備は831台(セット)、原価は38億1700万元(1元は約16.4円)。50万元以上の大型科学計器・設備は約7万3000台(セット)、計器・設備の原価は1041億6000万元。国家級科学研究基地は1051ヶ所、科学データバンクは1068ヶ所、生物種・実験材料資源バンクは435ヶ所となる。4000社以上の法人単位に所属する科学技術活動人員は141万7000人。同年請け負った課題数は54万件、発表した論文は90万5000編、特許取得件数は10万4700件、発明特許保有量は35万5000件、同年取得の科学技術成果奨励件数は1万5000件。2016年に調査を受けた地方所属単位は3452社で、全体の85%以上になった。調査単位数トップ5は、湖北省、山東省、山西省、江蘇省、広東省。大型計器数トップ5は上海市、江蘇省、北京市、浙江省、広東省。
(人民網日本語版)
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