先ごろ閉幕したロボカップ2017世界大会において、中国科学技術大学が自主開発した柔軟ロボットアームが「最優秀操作賞」を受賞した。この柔軟ロボットアームはさまざまな形状・サイズ・材質の物体をつかむことができ、応用の高い将来性を秘めている。
ロボカップ2017世界大会は7月27−30日にかけて、名古屋で開催され、「ロボカップサッカー」、「ロボカップインダストリアル」、「ロボカップレスキュー」、「ロボカップ@ホーム」、「ロボカップジュニア」の5つの競技が行われた。「ロボカップ@ホーム」の革新性が最も高い「オープンチャレンジ」において、中国科学技術大学が自主開発した柔軟ロボットアームが、唯一「最優秀操作賞」を受賞した。
中国科学技術大学ロボット実験室の陳小平主任によると、受賞した柔軟ロボットアームは剛柔合一、電力・ガス相互補完の設計原理を採用し、剛性アームの極限性を打破し、アームと被操作物表面の吸着度を大幅に高めたという。また、既存の各種剛性・軟体アームよりも高い適応性を持ち、さまざまな形状・サイズ・表面特性の物体を操作でき、応用の将来性が非常に高い。
(人民網日本語版)
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