睡眠カプセルの外観はハイテクな雰囲気を漂わせており、宇宙船カプセルにそっくり(撮影・王子涛)。
自転車から充電器、傘に至るまで、「シェアリング」という概念が知らず知らずのうちに私たちの生活スタイルに変化をもたらしている。上海のオフィスビルにはこのほど、「シェア睡眠カプセル」サービスが登場した。利用者はQRコードをスキャンすればカプセルの中で睡眠をとることができる。基本料金は1分間で0.2元(1元は約16.6円)、30分以上からの利用が可能となっている。中国新聞網が伝えた。
この種の「シェア睡眠カプセル」は上海駅近くのオフィスビルの中にあり、上下に分かれた2つのカプセルの外観はハイテクな雰囲気を漂わせており、宇宙船カプセルにそっくりだ。ドアの右側にはスペースブランケットや使い捨てのシーツや枕カバー、ウエットティッシュといったベッド用品が置いてあり、全て無料で使用することができる。