米上院多数党院内総務を務めるミッチ・マコーネル氏は15日、先日手術を受け休養中の共和党のジョン・マケイン上院議員の回復を待つため、今週に予定されていた医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の投票を延期すると発表しました。
マコーネル氏は声明の中で、「上院は引き続き、立法議案や人事の任命に関する審議を行うが、『より良いケアの和解法案(オバマケア代替法案)』に関しては、マケイン議員の復帰までその審議を先送りする」としました。
米下院は5月、オバマ大統領が署名した医療保険制度改革法の代替法案として、共和党が支持する「米医療保険法案」を可決しました。その後、上院の共和党議員はこの法案を修正、6月下旬に『より良いケアの和解法案(オバマケア代替法案)』を提出しました。
マコーネル氏は、「来週には『より良いケアの和解法案(オバマケア代替法案)』についての上院投票が行われ、その次の週には最後表決が行えるよう期待する」と述べました。
ヘルスケア改革はドナルド・トランプ大統領が選挙公約に掲げた看板政策の一つとして知られています。
(中国国際放送局)
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