新華網北京6月7日(記者/胡浩)記者が6日教育部から得た情報によると、2017年度の中国の「高考(大学統一入学試験)」が6月7日から8日にかけて行われ、一部の省(区・市)は、試験科目の設置が異なることから、9日にも試験科目が割り当てられる。今年の全国「高考」に出願した受験生は計940万人となっている。
教育情報サイト・中国教育在線が発表した『2017年度大学学生募集調査報告』によると、全国の「高考」の出願人数は2008年に史上最高ピークである1050万人に達してから2014年に下げ止まって落ち着き出すまで急激に低下している。近年の小中学生のストックベースに基づいた分析によると、今後の「高考」の出願人数は安定の中でやや低下する発展態勢を維持し続けるという。報告は、全国「高考」の出願人数低下と就学年齢に達した生徒の人口減少が密接に関わっていると分析している。
教育部が発表した「2017年度各地・各部門の普通高等教育学生募集計画」によると、2017年の全国本科の学生募集は前年同期比でおよそ1万人増の372万人を計画しており、一定の成長態勢を維持しているが、全体の増加量は少ないとみられている。
(新華社より)
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