外国メディアが6月3日に伝えたところによると、トヨタ自動車はこのほど、2016年末に米電気自動車メーカーのテスラモーターズとの電気自動車分野での提携を解消し、テスラの全株式を売却したと発表した。トヨタは電気自動車を独自開発するという。
2010年、トヨタは5000万ドルでテスラの株式3.15%を取得。その2年後、両社はモーターを搭載したSUVを共同開発し、カリフォルニア州などで計2500台を販売した。「朝日新聞」によると、両社の提携はその後に激減し、トヨタは2016年12月にテスラの株式を売却し、「投資評価のため」とした。また、トヨタは2016年に電気自動車開発部門を設立し、総裁自らが指揮をとっている。
トヨタは長期にわたり水素燃料電池を搭載した自動車技術の開発に力を入れ、そのモデルとしてMIRAIを発売している。電気化学反応により水素と酸素を結合して発電する燃料電池の技術は電気自動車や家庭用発電に使用できるが、水素燃料補給所の不足は同モデルの普及を妨げている。
(チャイナネット)
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