5月31日は第30回世界禁煙デーで、「北京市禁煙条例」の実施2周年になる日でもありました。この日、北京市愛国衛生運動委員会と北京市衛生・計画出産委員会は禁煙条例実施2年間の成果を発表しました。条例施行の2015年6月1日から2017年4月までに、北京市では喫煙者が20万人減少しました。
今年4月15日から5月15日にかけて、調査会社は北京市に6カ月以上住んでいた市民に対して、「北京市禁煙条例」の普及状況に関するオンライン調査を行い、26歳から55歳のネットユーザーが主な対象です。
この調査によりますと、回答者のうち、90%以上が「ホテルやレストラン、病院などの公共施設での禁煙を知っている」、76.05%が「『条例』の実施状況に満足している」と答えています。一方、「喫煙する家族がいる」は54.97%、「レストランで食事した時にタバコを吸う人がいた」が62.86%、「公共のトイレで喫煙する人がいた」が52.85%、「タクシーに乗った時、運転手がタバコを吸っていた」が14.07%となっています。また、「自分自身が喫煙している」と答えたのは10.22%で、その内、60.65%が「止めたい」と回答しています。そして、51.8%の回答者は「禁煙場所でタバコを吸っている人がいたら制止する」としています。
(文字/中国国際放送局 写真/新華社)
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