2017年カンヌ映画祭の「中国の夕べ」は現地時間19日夜、カンヌのビーチで行われ、内外の映画関係者1300人余りが出席しました。
「中国の夕べ」は中国と海外の映画関係者に交流と協力の場を提供するもので、今回は「中国映画の世界への融合」をテーマに、初めての映画商談会が行われました。
会場ではデータでみる中国映画事業の発展が映像で紹介されました。それによりますと去年末までに中国大陸部で映画館のスクリーン数は4万1179と世界一位に、中国大陸部の2016年の興行収入は492億元と、世界2位にランクされています。
これについて中国映画株式有限公司の江平総経理は「中国映画は、急成長期に入っている。映画の年間制作数は、2002年の100部から、700部前後に伸びた。一方で、いかにして数の増加から質の向上に転じるかは、関係者が考えるべきことだ」との考えを示しました。
世界プロデューサー協会のスカライラ会長は「映画のプロデューサーは、映画の質に関わる重要なポストだ」と強調し、世界のプロデューサーとの交流と協力を強化するよう、中国の関係者に呼びかけました。
(中国国際放送局)
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