新華網北京3月21日(記者/袁原)衛星ナビゲーション・システムを頻繁に使用すると、自身が方向音痴になるのではないかと心配するだろうか。英国の科学者の最新の発見から、衛星ナビゲーション・システムに依存することで、ユーザーが道路を認識する能力が確実に低下することが立証された。
英国ロンドン大学・大学院が集めた24人のボランティアがシュミレーションの状況で、衛星ナビゲーション、又は自力で道路を認識した。それと同時に、彼らの大脳をスキャンした結果、自身で道路を認識したボランティアの大脳辺縁系の一部である海馬体と前頭前皮質区域のスキャン画像は著しい突起が見られたが、衛星ナビゲーションに依存したボランティアのこれらの2つの大脳区域は全く活動していないことが示された。
「技術サポートによって、我々がどの道を走っているかを教えられるとき、これらの大脳区域は道路網に対し全く反応していない。」研究に参加したウゴ・スピエル氏は「これは大脳が周囲の道路に関心を示す部分が閉鎖されたことを意味する。」と指摘した。
(新華社より)
関連記事: