米国のあるベンチャー企業のCEOは最も親しい友人を亡くすと、生前の大量のデータを神経ネットワークに入力し、人工知能(AI)による対話ロボットを作り出した。このロボットは人間と同じような性格、好み、さらにはユーモアのセンスを与えられた。人民日報海外版が伝えた。
同社は1966年に、ロボットの研究を開始した。当時の研究者はプログラムを作り、それを搭載するロボットは簡単なキーワードを結びつけることで、ユーザーに反応を示せるようにした。
それだけではない。英国の国民保健サービスも医療対話・提案ロボットの試験を行っている。このロボットは実習生の役割を演じ、医療サポートを行うことができる。アプリで登録し、症状を入力すれば、ロボットはすぐに診断の予約を入れるべきか、自然に回復するかなど、患者の状況を自動的に判断する。症状には複雑性が存在するため、このロボットは詳細な質問を行い、次の提案につなげる。
さらにはEQを備えているロボットもある。インドの企業は2016年に心の健康を促進する対話ロボットを開発した。ユーザーに心の中を打ち明けてもらったり、瞑想や運動をサポートすることができる。このロボットは毎週末、ユーザーの感情と習慣を総括し、ユーザーが塞ぎがちだと判断すれば、うつ診断を行い、その結果本当にうつであれば、病院に行くよう提案する。ユーザーはこのロボットとすべての考えを共有し、提案と励ましを受けることができるということだ。
(人民網日本語版)
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