新華網北京3月9日（記者/周勉、劉懐丕)第12期全国人民代表大会第5回全体会議で、民法総則草案に関する説明が聴取され、民法典の編纂が重大な一歩を踏み出した。民法典の編纂は、鮮明な民族性を体現し、世界的な視野が求められる。
中国の民法典は鮮明な民族性を備えているべきだ。中華民族の優秀な伝統文化の思想と精髄である慈しみを第一に挙げ、人民本位を重んじ、誠実と信義を守り、正義を尊び、和合に努め、大同を求めるなどの核心理念は、民法の理念と原則と相通じるもので、民法典の編纂時に体現し、社会の進歩を促進しなければならない。
民法総則草案で初めてグリーン、平等、自発性、公平、誠実と信義などが民法基本原則として確立され、時代とともに前進する一大目玉となった。このような規定は、人と自然が調和して共生する伝統的に優れた文化理念を伝承し、現代中国のグリーン発展理念を体現している。
これと同時に、民法典の編纂は世界的な視野が求められる。外国の立法をすすんで学ぶ経験から、人類の法治文明の成果を参考とするが、断じて外国の法治理念とモデルの模倣ではない。
中華民族の偉大なる復興は21世紀の最も壮麗な事業であり、我々は中国の現代化のプロセスに匹敵する民法典を編纂する責任、自信、能力があり、改革開放を促進し、社会の発展を推進し、人民の権利を保護し、中華民族の偉大なる復興を目指す中国の夢の実現に向けて強大なエネルギーを凝集させる。
（新華社より）
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