「第2回ドイツ・中国映画祭」が、2月5日から11日にかけてドイツのフランクフルトとデュッセルドルフの2都市で同時開催されます。この映画祭は欧州の中国語新聞社・欧州時報文化メディアグループ、北京電影学院などの共催によるもので、16本の中国映画が出品されます。
関係者によりますと、コンペンティション部門にエントリーされた8作品はいずれも2016年の新作で、6年前にメコン川を航行中の中国の貨物船がミャンマーの麻薬組織に襲われ、中国人乗組員13人が殺害された事件を題材にしたアクション映画『湄公河行動(Operation Mekong)』をはじめ、中国での興行収入が1億元を上回った人気作が多数含まれているということです。また、招待作品部門で上映予定の8作品には、『老砲児(Mr.Six)』をはじめ、中国第6世代の監督の代表格とされている管虎(グアン・フー)監督作品4作が含まれています。
専門家は、今回出品された映画には、①ジャンルが多様で、完成度が高い②中国人のリアルな暮らしを作り手独自の視点で捉え、表現している③人物像が豊富で、描写が立体的である――という3つの特徴があると評価しています。
なお、「第2回ドイツ・中国映画祭」は2月5日にフランクフルトで開幕し、11日にデュッセルドルフで閉幕する予定です。一週間にわたって、16作品が2都市で同時上映され、期間中には監督や役者の舞台挨拶も催される予定だということです。
(中国国際放送局)
関連記事: