日本で「パクチニスト」という集団が誕生した。企業は彼らに迎合するため、サラダ、鍋、さらにはスイーツにパクチーを加え、さらに温泉にパクチーを使っている。パクチーが大量に入ったラーメンを完食すれば、パクチー食べ放題を一生無料にすると約束する店もある。こうしてまだパクチーを知らない人々の初体験を促している。
「パクチー料理」は日本のグルメ情報サイト「ぐるなび」(本社 東京)によって、2016年度の「今年の一皿」に選ばれた。ぐるなびによると、この審査結果は広範なリサーチに基づいている。パクチーは日本の食文化で、人気が上昇している。多くの飲食店がパクチーサラダ、パクチー鍋、パクチースイーツ、パクチーカクテルなどの新商品を発売している。
パクチーの味と香りに魅了される日本人が増え、「パクチニスト」という言葉が生まれた。ぐるなびはネット上で、パクチーのメリットを紹介している。
日本のある飲食店の経営者は、「以前はお客さんからパクチーとは何かとよく聞かれたが、今はパクチー料理を予約する電話が増えている。パクチーは野菜として、ついに認められた」と話す。
奇想天外な経営者らは、チャレンジ精神に富むパクチー料理を出している。ラーメン+パクチー400グラム完食で次回来店時にパクチー食べ放題が無料、800グラムで完食から3カ月間パクチー食べ放題が無料、2キロでパクチー食べ放題が一生無料になるというのだ。
この店で無料でパクチーを食べ放題したければ、4人で2時間半内に4.5キロのラーメンと2キロのパクチーを完食しなければならない。成功してもパクチーのトッピングが無料になるだけで、ラーメンそのものは有料だ。挑戦者のパクチーへの愛が伺える。
日本のパクチー、用途はさまざま
パクチーは飲食業以外にも進出しており、日本文化の真髄の一つである温泉文化にも進出を開始した。温泉店とパクチー料理店のコラボにより、ネットに入れたパクチーを温泉に入れることで、「パクチー浴」が楽しめるようになっている。
この骨身にしみるパクチーのサービスを楽しんだあと、パクチーの香りを漂わせ出社すれば、どんなことになるだろうか。
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