新しい1年の始まりの日であるのが元日。中国ではその元日よりも、旧正月である「春節」(旧正月、2017年は1月28日)を盛大に祝う。しかし、世界の多くの国ではやはり1月1日が1年で最も盛大な祭日で、その祝い方もバラエティに富んでいる。では、他の国、地域に住む文化背景の異なる人々はどのように新年の到来を祝っているのだろう。新華網が報じた。
日本
日本は明治維新以降、新暦の1月1日を元日として祝うようになった。日本人はこの日に初詣に行って、一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりする。また、大晦日の12月31日の夜は、108回撞かれる除夜の鐘を聞いてから、床に就く。この時期は日本でも正月と呼ばれ、年越しそばを食べたり、おせち料理を食べたり、お屠蘇(とそ)という酒を飲んだりして過ごす。また、初詣のほか、親戚や友人に会いに行ったりもする。