中国・湾岸諸国経済協力シンクタンクサミットが17日、北京にある釣魚台国賓館で開催されました。サミットに参加したのは、中国と湾岸協力会議のメンバー国であるサウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、バーレーン、オマーンの、合わせて7カ国です。
このサミットは、「『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構想下における中国・湾岸諸国の新たな経済協力構造とチャンス」をテーマとするもので、参加者は、「中国・湾岸諸国経済協力戦略対話とシンクタンクの役割」、「中国・湾岸諸国のエネルギー分野における協力」、「『一帯一路』構想下の中国・湾岸諸国の産業と金融分野における協力」という3つの議題をめぐって討論しました。
今回のサミットを通じて、シンクタンクが国際経済貿易協力促進の役割を果たすことのほか、中国と湾岸諸国の政府や各界の組織、企業が参加する大型プラットフォームが作られ、経済、投資、貿易、金融、技術など多分野における交流と協力が推進されることが期待されています。
(中国国際放送局)
関連記事:
専門家:「一帯一路」の文化の伝播には「送り出す」から「売り出す」に変わる必要がある