今月3日、中国版の初音ミクである「犀」が上海で初ステージを迎えた。第10回MiGuHuiミュージックアワードで世界初のお披露目イベントを無事に成功させ、多くの観衆やファンは最高にクールでインタラクティブな体験を行った。同日、ファンが待ちに待った日本の「バーシャル歌姫」の初音ミクも上海で巡演コンサートを行った。中国網が伝えた。
初音ミクは、世界初のホログラフィック映像投影技術を使ってコンサートを行うバーチャルアイドルで、その技術によって二次元と三次元の垣根を越え、二次元の世界にいるアニメキャラクターを現実世界の舞台に立たせることを実現させた。中国のバーチャルアイドル「犀」は、中国移動(チャイナ モバイル)の子会社のMiGu文化科技有限公司が日本のNTT DOCOMOと提携し、初音ミクのデザイナーであるKEIさんにデザイン協力を依頼して作り上げられた「中日コラボタイプ」の二次元バーチャルアイドルだ。関連のアニメーション製作や生放送番組、音楽制作などの技術支援も、初音ミクの日本製作チームが行っている。