南中国海の海洋環境保護や海洋災害予防・防止、科学研究、安全な海上航行など、日に日に高まる必要を満たすため、中国国家海洋局は、南沙諸島の永暑礁(ファイアリー・クロス礁)、渚碧礁(スビ礁)、美済礁(ミスチーフ礁)で、海洋モニタリングセンターや海洋科学研究施設など、5つの建設プロジェクトを行っている。人民日報が報じた。
1月1日、海洋気象・水文モニタリング、慣例海洋環境モニタリングなどの業務が始まったほか、南沙の上記3礁の海洋環境予報の発表もスタートした。波や潮汐、海水温、風、熱帯、熱帯低気圧などの72時間予報や海洋災害警報の発令などがその内容で、サイト・nh.hyyb.orgで確認することができる。また、それら情報が、ファックスやショートメッセージなどで、関連当局や事業単位(国家が社会公益目的のため、国家機関により運営あるいはその他組織が国有資産を利用し運営するもので、教育、科学技術、文化、衛生などの活動に従事する社会サービス組織)に送信される。
(人民網日本語版)
関連記事: