財政部(財務省)は26日、全国の国有企業の経済運営状況を発表した。それによると、1~9月には国有企業の経済運営が安定に向かい好転し、前年同期と比べて収入は増加ペースを保ち、増加幅はやや拡大し、鉄鋼産業が赤字から黒字への転換を達成した。データをみると、同期の国有企業の営業収入は32兆7015億8千万元(1元は約15.4円)に上り、前年同期比0.8%増加した。利益は1兆7206億8千万元で同1.6%減少した。
1~9月に国有企業が納めた税金は2兆7551億9千万元で同1.7%減少した。9月末現在、国有企業の資産総額は128兆7677億9千万元で同9.7%増加し、負債総額は85兆3448億5千万元で同9.9%増加し、所有者権益(純資産)は43兆4229億4千万元で同9.3%増加した。
主要産業の収益状況をみると、同期には電子産業、施工 不動産業、自動車産業などで利益の前年同期比増加幅が拡大した。石油産業、タバコ産業、化学工業などは利益の同減少幅が拡大した。金属産業は赤字だった。
(人民網日本語版)
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