新華網ダッカ10月17日 習近平国家主席はバングラデシュを国事訪問した際に、14日にバングラデシュで『デイリー・スター』及び『ドーン』に『中国・バングラデシュ協力が金色の果実を収穫できるようにする』と題した署名入りの論文を発表した。論文は、中国・バングラデシュ関係の発展の歴史と現状を振り返り、両国の各分野の交流で協力を推進するために、4つの重要な主張を提示した。
バングラデシュの社会各界の関係者はこれに大きく反応し、署名入り論文はバングラデシュ・中国関係の発展の方向を示したもので、両国の協力が豊富な金色の果実を収穫できることを期待すると表明した。
バングラデシュ首相のイグバル・チョウドリーメディア顧問は、習主席が中国とバングラデシュの協力深化について提起した政治的疎通を深め、発展戦略を融合させ、南南合作を強化し、友誼の橋を築くという主張をポジティブに評価した。チョウドリーメディア顧問は、それらによって両国関係の発展の方向性が示され、基盤が強固になると認識され、「両国の国交樹立41周年の節目におけるこの歴史的な訪問がバングラデシュ・中国両国関係の発展に向けた新しい一里塚になることを確信している。」と述べた。
バングラデシュの国際・戦略研究所所長、元駐中国バングラデシュ大使のムンシ・ファイズ・アマド氏は、習主席は論文で中国・バングラデシュの各分野での交流と協力を推進することを強調し、明確なシグナルを発信したと記者に語った。ムンシ・ファイズ・アマド氏は「私は習主席の訪問を通じて、バングラデシュ・中国関係が新しい高みに進展すると同時に、『一帯一路』構想及びバングラデシュ・インド・ミャンマー経済回廊建設を背景に、地域の相互連結を拡充していくことを希望する。」と述べた。
習主席の今回の訪問はバングラデシュ各界から高度に注目された。同日はバングラデシュのその他の有力紙及び各大手ラジオ局、テレビ局、メディアサイトが習主席のバングラデシュ訪問のニュースを目立つ位置で取り上げた。世論では、バングラデシュ・中国両国は習主席の今回の歴史的な訪問を契機に、両国は経済貿易、インフラ建設、生産能力の提携、交通運輸などの分野における協力を深化させ、『一帯一路』構想のバングラデシュでの実施が推進されると見ている。『一帯一路』沿線に位置する主要国として、バングラデシュはこの『一帯一路』構想に深層から参与し、中国と発展戦略を融合させ、大いに活躍する場があり、将来性に期待できる。
(新華社より)
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