新華網ワシントン10月9日(記者/鄭啓航、高攀)世界銀行の専門家がこのほど、国際通貨基金(IMF)及び世界銀行秋季年次総会の会期中に開催されたシンポジウムで、中国政府と社会資本との協力(PPP)の改革実戦による進展状況を賞賛し、中国とPPPプロジェクトにおける協力を強化したい考えを示した。
世界銀行のローラ・タッカー副総裁は7日、「中国のPPP改革」と題したシンポジウムで、次のように表明した。中国はインフラのPPP方面で世界のリーダーになり、国際的な成功例に照準を合わせ、非常に良好な政策の枠組みを構築してきた。世界銀行は中国の能力向上を支援し、プロジェクト準備及び取引準備の能力と質を高め、PPPプロジェクトのリスクを適切に管理することを望んでいる。
世界銀行高級経済専門家のビンヤム・レイヤ氏は、中国のPPP改革は中央政府の全体改革の重要な内容であり、中央政府が一旦、決定すれば、各省が相次いで行動を起こし、プロジェクト開発は比較的急速に進行し、とても適切な発展の機会を得ると指摘した。
米国ジョンズ•ホプキンス大学のエレン・トゥラグ教授は次のように述べた。近年は中国のPPP機関の能力が急成長している。世界銀行、国連などの機関のサポートを得ることができれば、中国のPPPプロジェクトはより多くより適切な効果を生むことができる。トゥラグ教授は中国は世界最大のPPP市場になると予測している。
(新華社より)
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