:
1粒の米から1つの架け橋まで—中国とポルトガル語諸国の経済貿易交流における「マカオの役割」
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-10-09 17:03:11 | 新華網 | 編集: 薛天依

  新華網マカオ10月9日 (新華社記者/王晨曦 劉暢 楊懿)ギニアビサオ駐在中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(マカオ)(略称は中国・ポルトガル語圏諸国フォーラム)の代表、馬立文氏は新華社記者にあるストーリーについて語った。それは百年前、マカオから来たある一家がいくつもの海を越え、地球のもう片方の端にあるギニアビサオにやって来て、水稲の種や栽培技術をもたらした。その時から、水稲はギニアビサオに根を下ろし、現地の主要な農作物となり、現地の人々の生活を改善したというものだ。

  百年前の「こめの不思議なめぐりあわせ 」は、ずいぶん前から中国とポルトガル語圏諸国の協力交流を進化させる1つの強固な架け橋となっていた。

  多忙な「プラットフォーム」、着実な成果

  中国政府が発起・主催したアンゴラ、ブラジル、カーボベルデ、ギニアビサオ、モザンビーク、ポルトガル及び東ティモールの7ポルトガル語圏諸国が共同で参与した中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムが2003年に正式に設立され、そのフォーラムの事務局がマカオというポルトガル語圏諸国と切っても切れない関係を結んだ中国の都市に常設された。

  「2013年に、汪洋国務院副総理がマカオで中国・ポルトガル語圏諸国フォーラム第4回閣僚級 会議に参加した期間中、中央政府はマカオが『 3つのセンター、1つのプラットホーム』的役割(つまりポルトガル語圏諸国食品集散センター、中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力コンベンションセンター、ポルトガル語圏諸国中小企業商業貿易サービスセンター、及び中国・ポルトガル語圏諸国バイリンガル人材、企業協力と交流・インタラクティブの情報共有プラットフォーム)を果たすことを支援し、これがマカオにおける中国・ポルトガル語圏諸国の商業貿易協力サービスプラットフォーム構築の突破口となるだろうと表明していました。」と中国・ポルトガルフォーラム常設事務局の徐迎真事務局長が語っている。

  「小さな舞台」が「大きな役割」を発揮する

  公式データによると、2003年に中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムが設立されて以来、中国とポルトガル語圏諸国の二国間貿易は急速に発展し、2003年の二国間貿易額はわずか110億ドル余りだったが、11年後の2014年にはすでに2003年の二国間貿易額の12倍にあたる1325億8000万ドルに達したという。

  二国間貿易だけでなく、中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムの役割は文化、衛生、科学技術及びテレビ放送などの分野にも放射状に拡大している。

  マカオ発展戦略研究センターの理事である葉桂平氏は、次のようにみなしている。中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムが協力のプラットフォームであり、友情の架け橋でもあることをフォーラム設立13年にわたる実践が証明している。それは中国内地やマカオ、ポルトガル語圏諸国に着実な経済的利益をもたらしただけでなく、中国とポルトガル語圏諸国の距離を近づけ、双方の人民の友情を深め、国家間の友好関係を緊密にした。  住民に「プラットフォーム」の成果を共有させる  10月11日から12日にかけて間もなく開催される中国・ポルトガル語圏諸国フォーラム第5回閣僚級会議について話が及ぶと、徐迎真氏は、会議では協力の共同協議、プラットフォームの共同構築、成果の共有を際立たせ、今後はすべての参与側がフォーラムから利益を得られるようにさせ、特に民衆の利益の獲得感を際立たせていくとの見方を示した。 ポルトガル語圏諸国に派遣された中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムの数名の代表も、フォーラムが今後経済貿易から人文交流へと拡大し、マカオに各国の一般民衆のために意思疎通の架け橋を築かせると語っていた。

 

 (新華社より)

 

関連記事:

楼継偉部長:世界経済の不透明感とリスクが増大

港珠澳大橋の海底トンネルと東人工島は接合に成功

新華網日本語

1粒の米から1つの架け橋まで—中国とポルトガル語諸国の経済貿易交流における「マカオの役割」

新華網日本語 2016-10-09 17:03:11

  新華網マカオ10月9日 (新華社記者/王晨曦 劉暢 楊懿)ギニアビサオ駐在中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力フォーラム(マカオ)(略称は中国・ポルトガル語圏諸国フォーラム)の代表、馬立文氏は新華社記者にあるストーリーについて語った。それは百年前、マカオから来たある一家がいくつもの海を越え、地球のもう片方の端にあるギニアビサオにやって来て、水稲の種や栽培技術をもたらした。その時から、水稲はギニアビサオに根を下ろし、現地の主要な農作物となり、現地の人々の生活を改善したというものだ。

  百年前の「こめの不思議なめぐりあわせ 」は、ずいぶん前から中国とポルトガル語圏諸国の協力交流を進化させる1つの強固な架け橋となっていた。

  多忙な「プラットフォーム」、着実な成果

  中国政府が発起・主催したアンゴラ、ブラジル、カーボベルデ、ギニアビサオ、モザンビーク、ポルトガル及び東ティモールの7ポルトガル語圏諸国が共同で参与した中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムが2003年に正式に設立され、そのフォーラムの事務局がマカオというポルトガル語圏諸国と切っても切れない関係を結んだ中国の都市に常設された。

  「2013年に、汪洋国務院副総理がマカオで中国・ポルトガル語圏諸国フォーラム第4回閣僚級 会議に参加した期間中、中央政府はマカオが『 3つのセンター、1つのプラットホーム』的役割(つまりポルトガル語圏諸国食品集散センター、中国・ポルトガル語圏諸国経済貿易協力コンベンションセンター、ポルトガル語圏諸国中小企業商業貿易サービスセンター、及び中国・ポルトガル語圏諸国バイリンガル人材、企業協力と交流・インタラクティブの情報共有プラットフォーム)を果たすことを支援し、これがマカオにおける中国・ポルトガル語圏諸国の商業貿易協力サービスプラットフォーム構築の突破口となるだろうと表明していました。」と中国・ポルトガルフォーラム常設事務局の徐迎真事務局長が語っている。

  「小さな舞台」が「大きな役割」を発揮する

  公式データによると、2003年に中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムが設立されて以来、中国とポルトガル語圏諸国の二国間貿易は急速に発展し、2003年の二国間貿易額はわずか110億ドル余りだったが、11年後の2014年にはすでに2003年の二国間貿易額の12倍にあたる1325億8000万ドルに達したという。

  二国間貿易だけでなく、中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムの役割は文化、衛生、科学技術及びテレビ放送などの分野にも放射状に拡大している。

  マカオ発展戦略研究センターの理事である葉桂平氏は、次のようにみなしている。中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムが協力のプラットフォームであり、友情の架け橋でもあることをフォーラム設立13年にわたる実践が証明している。それは中国内地やマカオ、ポルトガル語圏諸国に着実な経済的利益をもたらしただけでなく、中国とポルトガル語圏諸国の距離を近づけ、双方の人民の友情を深め、国家間の友好関係を緊密にした。  住民に「プラットフォーム」の成果を共有させる  10月11日から12日にかけて間もなく開催される中国・ポルトガル語圏諸国フォーラム第5回閣僚級会議について話が及ぶと、徐迎真氏は、会議では協力の共同協議、プラットフォームの共同構築、成果の共有を際立たせ、今後はすべての参与側がフォーラムから利益を得られるようにさせ、特に民衆の利益の獲得感を際立たせていくとの見方を示した。 ポルトガル語圏諸国に派遣された中国・ポルトガル語圏諸国フォーラムの数名の代表も、フォーラムが今後経済貿易から人文交流へと拡大し、マカオに各国の一般民衆のために意思疎通の架け橋を築かせると語っていた。

 

 (新華社より)

 

関連記事:

楼継偉部長:世界経済の不透明感とリスクが増大

港珠澳大橋の海底トンネルと東人工島は接合に成功

010020030360000000000000011100391357408951