新華網北京9月23日(記者/江宇娟)国際通貨基金(IMF)の高官は21日、人民元を特別引出権(SDR)を構成する通貨バスケットに加える準備作業が秩序正しく進められ、人民元がSDR構成通貨になることは国際通貨システムにおいて一里塚としての意義があると表明した。
IMFのアンドリュー・トゥウィーディ財務局長は同日、SDR構成通貨に関するテレビ会議で、次のように述べた。IMF及びSDRの利用者はこのほど、人民元が構成通貨として安定するように確保するため、中国と終始、緊密に協力している。準備作業は現在、秩序正しく進行している。
IMFのシダート・ティワリ戦略政策審査局長はテレビ会議で、人民元の構成通貨への採用は、中国が国際金融市場と融合するための重要な一里塚であり、中国が継続してきた改革への評価だと述べた。
ティワリ局長はまた、人民元のSDR構成通貨入りは、現在の世界の主要通貨の構成をより一層、反映し、SDRの代表性と吸引力を高めるためにプラスになり、それによって、より安定した国際金融通貨システムを推進するために有益で、世界経済の安定と成長のために有利になると指摘した。
(新華社より)
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