シリア軍は19日、7日間の予定の一時停戦期間が終了したと発表すると同時に、停戦期間中、武装勢力による停戦協定違反行為が相次いだことを非難しました。
シリア軍が同日発表した声明は「政府軍は停戦期間、自制を保ち、武装勢力の襲撃のごく一部にしか反撃を行なわなかった」としました。
米国務省のジョン・カービー報道官は19日、声明を発表し、「これまでの7日間、シリア各側の衝突はある程度の減少を見たが、人道支援物資の順調な輸送の実現には至っていない。米側は停戦協定の延長を考え、ロシア側と協議を準備していると共に、ロシア側から停戦協定延長についての立場表明が行われることを期待している」としました。
(中国国際放送局)
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