新華網モスクワ9月19日 (記者/欒海)中国の無人宇宙実験室「天宮2号」が打ち上げられた。伝統的な宇宙大国のロシアでは、専門家やメディアが注目しただけでなく、特に中国の宇宙機ファンたち等、多くの宇宙マニアも「天宮2号」に盛り上がりを見せた。
ロシアの天文愛好家が立ち上げた掲示板「ASTRO」では、中国宇宙機のファンたちが、宇宙実験室「天宮」の専門コーナーを開設し、低速シャッターで撮影した「天宮」の明るい軌跡を閲覧できるようウェブページに掲載した。
ロシア宇宙政策研究所のイワン・モイセーエフ所長は、中国は一連の明確な国家宇宙発展計画を持ち、順調且つ着実に推進していると記している。中国は現在、独立して自主的に宇宙事業を発展させており、技術設備を常に改善して成功を収めている。
ロシアの通信社スプートニクも、中国は現在順調に宇宙計画を推進しており、将来、宇宙ステーションを建設した後、中国の宇宙飛行士は宇宙に長期的に滞在し、人類の宇宙空間での長期生活の確保のために各種実験を展開することができ、これは将来の人類の宇宙旅行にとって非常に重要だと報じた。
ロシアの「労働新聞」は、10年以上にわたり、中国の宇宙ロケット打ち上げの成功率はとても高く、過去数年、中国が打ち上げたキャリアロケットの回数はますます増加していると指摘した。現在、中国はすでに有人宇宙船から異星探索等に至るまで、各種宇宙テクノロジーを確立しており、中国の宇宙技術は非常に高い信頼性を有している。このほか中国の宇宙事業では、資金投資や専門家チーム、規則・紀律、国家管理等の分野の保障が充実している。中国はまた、特に若い専門家等のエキスパートの育成を特に重視しており、国外で宇宙の最先端課題を研究した専門家の帰国を奨励している。
(新華社より)
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