新華網北京9月18日(記者/王珊寧)「中国文化や芸術は海外で歓迎され続けてきました。東西文化は互いに鑑賞し合い、浸透し合っています。中国書画事業の繁栄と発展の未来は、世界により大きな影響を生み出すでしょう。」と書画家の袁樹令氏は10日、彼自身の個人書画作品展で新華網記者のインタビューに応じた際語った。
『納天為画—写我襟懐(天下の全てを絵画にする-わが襟懐(きんかい)を描く)』と題する袁氏の個人書画作品展が10日、北京で開催された。中国書道、中国画はいずれも中国民族の伝統文化の神髄であり、国粋だといえる。「文化芸術の巡礼者」として、袁氏は次のように語っている。四大文明の古国としては我々は上位4位に位置づけられるのだが,中国の輝かしい文化は古来から今に至るまで盛んに発展してきて、中国文字の創造と発展だけで、芸術、文字、自然、美に対する中国人の独特な認知の体系を明瞭に整理できる。これらは西洋人が崇拝するものだ。西洋人は東洋文化が神秘感に満ちていると一貫してみなしており、また我々の文化に知識を求め探求しようとする意欲を持ち続けている。ピカソと張大千の会談のように、東洋芸術に対する西洋の偉大な芸術家の鑑賞の気持ちがそれらを十分に説明している。
今回の作品展では、袁氏が10年近くにわたり東北からチベット自治区に至る祖国各地の自然の景色をスケッチして描いてきた書画作品100点余りが展示されている。作品には祖国の素晴らしい山河に対する作者の礼賛の意が表現され、新時代の盛世華夏(国力が強く、社会が安定し豊かな時代であった中国)やすばらしい郷里の風貌も展示されている。
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