携帯電話のカメラ機能の普及に伴い、携帯電話で自撮りし、リアルタイムで共有する人がますます増えている。しかし美を求めるあなたは、過度な自撮りで肌が衰えることをご存知だろうか。密かに流行している現代病「自撮り肘」をご存知だろうか。人民網が伝えた。
◆ネット有名人、過度な自撮りで老化
「中国婦女報」は以前、英国の有名なファッションブロガーを紹介した。彼女は毎日狂ったように自撮りを繰り返し、SNSに毎日50枚以上の自撮り写真を投稿し、ファンと交流していた。こんなことを続けた結果、彼女の顔には色素の沈殿が始まり、しみができ、毛穴が広がり、さらににきびやしわができた。この肌の老化を引き起こした原因はなんと、毎日頻繁に自撮りし、顔が長期的に携帯電話の放射熱を浴びたことにあった。これにより肌が損傷し、老化が早まったとみられている。
◆携帯電話の放射による影響
携帯電話でなぜ、私たちの皮膚が傷つくのだろうか。その原因は、携帯電話の放射熱だ。携帯電話の光による放射熱に長時間接触すると、皮膚炎が生じやすくなり、肌の外界への抵抗力が低下する。そのため携帯電話などの電子機器の肌への危害を減らすため、その使用時間を適度に減らすべきだ。ディスプレイと長時間向き合った後にフェイスケアをし、抗酸化作用のあるスキンケア商品でケアすると良いだろう。
◆密かに流行している「自撮り肘」
最も完璧な顔の状態を演出するため、一部の自撮り好きは数十分、さらには数時間かけてポーズを作る。「生命時報」によると、自撮りで長時間同じポーズを取ることで原発性肘関節症が生じやすくなり、「自撮り肘」になるという。「自撮り肘」とは肘に過度な圧力をかけ刺激することで生じる炎症のことだ。「自撮り肘」の予防法はシンプルで、長時間の自撮り後に手を伸ばしリラックスし、関節と筋肉を動かし緊張をほぐすのが効果的ということだ。
(人民網日本語版)
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