日本メディアによると、「世界最大の花」と言われ、強烈な悪臭が特徴の「ショクダイオオコンニャク」がこのほど、茨城県つくば市の国立科学博物館筑波実験植物園で開花した。植物園によると、この植物はテンナンショウ属で、原産地はインドネシア・スマトラ島の熱帯雨林。このほど開花したショクダイオオコンニャクは高さ230センチに達している。
雄花と雌花に覆われた「仏炎苞」が花びらのように開くと、腐った肉のような臭いのする白い蒸気を上げる。見頃はわずか数日だという。
開花当日は多くの観光客が鑑賞に訪れ、温室に列を作った。福岡県越前市から訪れた小学生は、「本当に大きい。このような植物が存在するなんて」と驚いた様子で話した。