新華網北京8月16日(記者/斉中熙、劉慧)中国の観光産業は近年、急速に発展し、中国人観光客は世界中に渡航し、経済と社会の発展を促進するためにエネルギーを注入するだけでなく、中国の対外開放のイメージをアピールし、世界各地の人々との交流を促している。
国家観光局の統計報告によると、上半期に中国の観光市場規模は安定して拡大している。国内旅行者数は延べ22億3,600万人で、前年同期比で10.47%増加した。出入国旅行者数は延べ1億2,700万人で、前年同期比で4.1%増加した。観光総収入は2兆2,500億元に上り、前年同期比で12.4%増加した。
観光産業は急成長し、中国人観光客の消費水準、文明的な資質も同時に向上している。中国旅游研究院及び携程旅游グループが最近、公表した『2016上半期中国海外旅行者報告書』は次のように指摘している。「消費のアップグレード」と「尊重を勝ち取る」が中国人観光客を描写した今年のキーワードになっている。新世代の中国人旅行者は「モバイル財布」だけでなく、ますます多くの「ポジティブエネルギー」を伝達している。
報告書はまた、2016年に中国は世界中での出国旅行者数と消費額の2つの項目で昨年に続いて世界トップになると予測している。中国はタイ、日本、韓国、ベトナム、ロシア、モルディブ、英国などの多数の国への最大の入国観光者供給源になっている。
携程旅游の関係責任者は次のように説明した。「消費のアップグレード」は今年上半期の海外旅行の主旋律で、高級な商品を選ぶ旅行客は75%に達している。旅行経験が豊富になり、消費がアップグレードするにつれて、中国人観光客の幸福度は高まっている。同時に、ますます多くの良好な資質の中国人観光客が各国から尊重され、歓迎されている。
(新華社より)
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