初音ミクのライブ コンサートは、エネルギッシュなステージとそのリアル感で知られ、「淘宝」のイベントでも、全て日本のチームがコンピューターを駆使して、特殊な視覚効果を演出する。巨大なスクリーンに映し出される映像は、数十台のプロジェクターを使って、特殊加工を施したCGをスクリーンに投影し、重なり合った映像により立体映像となっている。今回、新曲が発表されるのに合わせて、新たなアニメ―ションを製作。最新型プロジェクターとLEDのスクリーンが駆使され、よりリアルな初音ミクが登場してその美声を披露する。
同人文化、二次元アイドル、トレンディーなファッション、ブラックテクノロジー…。初音ミクが好きな人は、その嗜好が淘宝のユーザーたちとよく似ている。淘宝を運営する阿里巴巴(アリババ)集団の張勇 最高経営責任者(CEO)は「淘宝のユーザーも若年化しており、淘宝自体もどんどん若くなっている。そのコアはイノベーションと創造。今回のイベントをきっかけに、淘宝は、中国の若者がそのイノベーション能力や創造力を発揮できるようサポートしていく」と語る。「初音ミク」を通して曲を作ったことがあるというあるファンは、「初音ミクはいつもわたしにインスピレーションを与えてくれる。自分のリズムを使い、彼女を通じて仲間を見つけた。このような創作活動が大いなる楽しみを与えてくれる」と語っている。
(人民網日本語版)
関連記事: