スーパー台風となった台風1号(ニパルタック)が福建省泉州に上陸し、福建、江蘇、浙江、上海などの各地で激しい雨が降り、局地的に非常に激しい雨となり、現在、太湖流域で洪水対策が厳しい状況にさらされています。
強い風と猛烈な雨により、福州、ホ田(「ホ」はくさかんむりに甫)、泉州、三明の4都市は深刻な被害に見舞われ、空路、鉄道、道路、水上交通に多数の欠航や運休が生じています。雨はいまだ続いており、被災状況を集計中だということです。
気象当局の予測では、台風1号(ニパルタック)は9日夜から11日にかけて江蘇省に影響を及ぼし、長江沿岸と江蘇省南部は激しい雨から非常に激しい雨、局地的には猛烈な雨が降るとともに、陸上では秒速10.8メートルから20.7メートル、河川や湖の上では秒速24.5メートルから28.4メートルの東よりの強い風が吹くだろうとみられています。9日午後7時頃、太湖の平均水位は洪水防止保証水位を0.2メートル超え、4.86メートルとなりました。また、浙江省の大部分のエリアでも雨となっています。
上海市洪水予防指揮部は9日16時から、洪水・台風予防応急対策のレベル3を発令しました。
(写真は新華社より、文字はチャイナネットより)
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